ハンドロードの備忘録 番外編
ハンドロードを初めて1年が過ぎ、アメリカさんでもそろそろ安定供給できるんじゃ無いか?との見解もある様なので、来シーズンには既成装弾も出回ってくれるんじゃ無いかな?
と思ってますが、私はそれでもライフルまで2年を切ったのでハンドロードを続けようかなと思ってます。
需要が無くなった気もしますが、ちょっと情報公開。
まぁYoutubeでは出してはいるんですが。
基本的には錫とビスマスの合金を使用してますが問題はその割合です。
全てビスマス
から
全て錫
までを10:0〜0:10まで全て試しました。
化学的なことは分かりませんのでただグラム数での割合なんですが。
錫とビスマスは比重が違うので、なるべく銅弾頭に近付けたかった私はビスマスオンリーでまずは初めてみた。
するとちょー脆い。
試しにハンマーで叩いてみると粉々に砕けた。
鹿に当たって砕けたら肉取れん!って位に。
そこで1割ずつ錫とビスマスの割合を変えながらハンマーでぶっ叩く!ってのを繰り返した。
なるべく重くなって欲しかったと言う思いもあり、かなり妥協して「錫2:8ビスマス」で取り敢えず何個かハンドロードした。
精度はイマイチだったが、鹿を獲ることが出来た。
ハンドロードでの初獲物!
解体してみると弾が出てきた。
それがこれだ。
キノコ型の弾頭の頭部分だけが出てきたのである。
袴部分がどっか行っちゃってる。
そこで5:5まで割合を変えていく事になる。
弾頭形状が違えばまた変わって来るのかもしれない。
そんな折フェデラルの既成弾頭にそっくりな銅弾頭が手に入り、54cal(口径と同意語?)のモールドを手に入れ、計算してみると5:5で行けそうってなって
ここにたどり着いたわけだ。
かなりの精度が出ていると思う。
立て続けにポンポーンと獲れた。
まぁ首上が狙いにくい状態で、2頭ともバイタル狙ってはいるんだけど手応えは有った。
今後は射場が空いたらもっと精度を上げていきたいと思っている。