大規模なエゾシカの巻狩り
我が街では、日本でも1番なのでは?と思う位の人数で巻狩を行う。
2月から3月にかけて約4週間にわたって行われる。
積雪も落ち着いてきてはいるが、吹雪になる日もある。
待ちと勢子と運搬、解体で100名近くになった事もある。
1シーズンで300頭以上捕獲した地元の新聞に載った事もあった。
雰囲気だけでも伝わればと思い、動画を撮ってみた。
過酷な状況下なので装備を少なくしたいのもあり、スマホで撮影した映像しかないが、来シーズンはじっくり撮ってみようと思う。
まぁ、ただ山登ってるだけだから見映えはしませんが(笑)
街中に出没したヒグマについての考察
よく
「麻酔で眠らせて山にかえせ!」
「麻酔銃を扱えるのは限られるし射程距離が短い!」
などと言い合いになる事があるが、双方が納得出来る案を思い付いた。
麻酔で眠らせろ!って本気で考えてるなら、まずは射程距離を伸ばす努力をしてもらう。
新たな麻酔銃の開発だ!
ちょっと調べれば分かるが、薬剤を入れた注射器状の物を空気圧で飛ばしている訳だが、ここを改良。
火薬を使用すれば射程は伸びるので、火薬に耐えられる薬剤を入れる容器の考案。
それを火薬使用で撃てる銃を考案。
現状の麻酔銃は需要がないから改良もされず現状のままなんだと思う。
なので次は需要を増やすために行政への働きかけだ!
簡単に言えば法律を変えればいいのだ!
いわゆる規制緩和。
撃てる人が増えれば、緊急時に出動出来る人が増える→新麻酔銃の所持者が増える→新麻酔銃の売り上げが上がる。
単純な構図だ。
もちろん撃てる人を育てる事も必要だ。
銃の開発がどの程度まで行ったかにもよるが、射程がどの位になるか?その距離で外さずに1発で仕留められる腕前が必要だ。
ヒグマが本気を出せば1秒で約14m近付いて来れる訳だから、それを落ち着いて撃てるだけの距離は欲しいな。
それにビビらず冷静に撃てる精神力も養わないと。
訓練方法もしっかり考えないと。
ここまでかかる人員と費用はもちろん望む側が捻出する必要がある。
興味がないものに誰もお金は払いません。
まぁ「麻酔で〜」って人は掃いて捨てるほどいる訳ですから簡単な事ですよね?
さー舞台は整った。
「麻酔銃を扱えるのは限られるし射程距離が短い!」
と言ってる側には麻酔が失敗した場合には射殺やむなしで待機してもらいましょう。
もちろん陣頭指揮は「麻酔で〜」側。
うまく麻酔が効いたら今度は山に運搬だ!
もう2度と出て来ない様な対策は「麻酔で〜」側にある筈ですから、そこは「麻酔で〜」側が責任持ってやってくれるはず。
これにて一件落着😩
狩猟で使うロープワーク
これだけは最低限覚えておこう!
って言うロープワーク。
・ボーラインノット(もやい結び)
・ハンターズベンド(猟師結び)
最低でもこの2種は覚えたい。
ボーラインノットはロープの先端に輪を作ったり、立木に結んだりと最初に使うロープワーク。
結束力が高いのに簡単に解けるので必須。
ハンターズベンドはロープとロープを結ぶ時につかう。
解けなければ何だって良いのだが、作業後に簡単に解けた方が良い。
最悪解けない場合はロープを切る事になるので、勿体無いし😊
北海道の狩猟 狩猟に使える結び Hokkaido hunting knots that can be used for hunting
覚えるのが中々難しいので、覚えやすい様に考えてみた。
その他の結びについてはこちらの動画が良い
色々な動画があって有難いですね。
ジオグラフィカのトラックを共有する
私はジオグラフィカを猟で使用しており、エゾシカの有害駆除でも仲間内で自分の現在地を共有したり、それぞれの動きがどんなだったか?
いずれ大きなデータ化をし、勢子の何番はこれをトレースする様に動けば良いよ!と伝えるだけで済むようになればと思っている。
それにはトラックを共有する事が必要なのだが、作成者様に確認をさせて頂いた所、その様な機能の搭載予定はないとのこと。
そりゃそうですよね😅
こちらが特殊な使い方をしているわけですから(笑)
では、こちらが努力すれば良いだけ👍
ここからが本題。
まずはトラックをチェック(選択)し、左下のチェックを押す。
↓
kmlでエクスポートを選択し
↓
メッセンジャーのグループチャットに送信する
↓
その後、必要な方はpcでメッセンジャーを開いて、kmlデータをクリックしてpcに保存する。
↓
その保存したデータをドロップボックスに保存し直し、
↓
スマホでドロップボックスを開いて右上の・・・からエクスポートを選択
↓
ジオグラフィカを選択し、確認👍
これで他のトラックがジオグラフィカで見れるようになり、スマホの容量が許す限りみんなのトラックを重ねる事が出来るようになります。
今後の駆除活動に活躍していく事を祈ります😁
デコッキングについて
今から6年位前だと思いますが、狩猟系Youtubeを見ていて「おぉこれは凄い理に適った手法だ」と実践していたのが、デコッキングだ。
某シカハンターさんの動画は経験の浅い自分なんかは食い入る様に見ていただろう。
未だにファンは沢山居ると思う。
まぁ経験を積めば色々とヤバい事だらけなので、真に受けなくなるのだが。。。
その中でもデコッキングはつい最近まで私は実践していた。
どうゆうものかと言うと、
・薬室に弾を入れる
・引き金を引く
・引き金を引いたままボルトを閉める
これだけの事である。
どうゆう効果があるかと言うと、撃鉄が落ちた状態になっているので、銃が倒れようが引き金を触ろうが弾は出ない。
と言う事である。
撃つときにはボルトを起こして元に戻す。
この作業だけで撃鉄が起きるのである。
すなわち撃てる様になるのである。
弾倉に入った弾をボルトを起こして引き抜き、また押し出してボルトを閉じる。
本来ならこれだけの動作をするのだが、その時の音は鹿にこちらの気配を察知させるには充分なのである。
デコッキングはボルトを起こして元に戻す、音を言葉にすると「カチ、カチカチ」位か。
なのですが。。
デコッキングは確かにこの状態を維持出来れば弾は出ない。
がしかし!!「この状態を維持」に難があるのだ。
ボルトと言うものは案外軽い力で起き上がり、銃を肩にかけていれば勝手に薬室が開く位スムーズに動くものなのである。
以前雪山をお尻で滑り降りた後に銃を見ると薬室に雪が入っていた事がある😵
肩から下げたていた銃が雪面にボルトが当たり開いてしまったと考える。
これをデコッキングに置き換えると、簡単にボルトが起き上がってしまうという事。
「この状態を維持」なんて簡単にはいかないのである。
猟スタイルにもよるのだが、私の場合、今はリュックを背負って銃を肩から下げて歩くときは弾倉に弾を入れ、ボルトは閉じた状態でセーフティをかけている。
そうする事でボルトが固定されるので勝手に開く事はない。
あれ?デコッキングでそれやればいいじゃん!
と思いました?
実は撃鉄が下りている状態ではセーフティはかけられないのです❗️
それが出来れば一番良いのですが、出来ないものは仕方ない。
安全第一。
鹿に逃げられたって良いじゃないか。
基本に忠実に、薬室には弾は入れておかない。
これしか無いです❗️
※当たり前の話で申し訳ないです😅
鹿笛についての考察
我が街では10月から猟期となり、毎週日曜日に軽トラで山に向かっているのですが、猟期直後から鹿笛に反応してくれるから面白い。
北海道の狩猟 鹿笛を吹いてみよう Let's blow the deer whistle
日本と海外では鹿の種類が違うので、海外で作られた鹿笛を使う時は注意が必要である。
とは言っても、猟をしていれば一度は聞いた事があると思うが、雄の遠吠えみたいな、あの何とも形容し難い切ない鳴き声(笑)
最初に持った鹿笛は訳もわからずeBayで購入した、雌鹿や子鹿の鳴き真似をする為のprimosというメーカーの笛だった。
How to use the Primos Cowgirl Closed Reed Elk Call
しかしながらこれが意外と雄鹿みたいな鳴き声が出るのです。
日本の鹿に向けて開発しているわけでは無いだろうから、予想外の使い方なんだろうけど(笑)
改めて👆の動画を見直して思ったこと。
『雄鹿ってそもそも雌を求めてるんだよね?』
って事。
雄同士の縄張り争いや雌鹿を求めて雄が鳴いてるけど、よくよく考えたらですよ、
『楽して雌をゲット』
が理想だと思うのです。
これが何を意味するかはあなた次第!!
クレー射撃のチョーク別パターン
タイトルは少し大げさだが、先日の猟友会の射撃大会での反省も含めて備忘録。
わが支部の大会では、
5mのダブルトラップ
10mのシングルトラップ
スキート
の3種類の合計点で争われる。
競技中は白いクレーが出て来る事があり、撃つと3点の減点となる。
ここからが反省点。
私が愛用しているレミントンのm870には、スキートチョーク銃身とフルチョーク銃身の2本の銃身しかない。(私が持っているのは2種類という意味)
元々クレー射撃がしたくて銃を持った訳ではないので、鴨撃ちや狐の駆除には困っていなかった。
この極端なフルかスキートで、クレー射撃をするわけだが、猟友会の大会だけで言えば、スキート銃身があれば十分だという事に今更ながら気付かされた。
大会前に国際ルールというもので、トラップやスキートを練習したのもあって、何も考えずに5mのダブルトラップをフルチョーク銃身で挑んだのである。
がっちり視野に収めているはずのクレーが全く割れない。
2の矢の方は結構割れる。
そんなことが起こった。
競技中は気付かなかったが、当たり前の話であった。
5m先からゆっくり飛び出すクレーをフルチョーク銃身で撃つわけだから、かなりピンポイントで狙わなければ当たらない。
散弾がばらけていないんだから当たらないのは当たり前の話(笑)
その後の10mのシングルトラップではスキート銃身で挑んだので、そこそこの成績に戻せた。
そこで、チョークごとに、ある一定の距離でのパターンを知ろう!
とネットを探し回った。
があまりいい感じなのがない。
日本は規制が厳しいので、どっかの山で、隠れてパターンテストしたとしても、ネットにあげられるわけもないしね(違法です)
射場によってはパターンテストが出来る所もあるらしいが、youtubeにていい動画を見付けた。こちら↓
Shotgun Chokes - Clay Target Shooting Techniques: #7 Go Shooting
残念ながらスキートチョークは出てこないが、シリンダーからフルまで20mの距離でのパターンを紹介してくれている。
シリンダー → インプシリンダー → モデ → インプモデ → フル
の順番で出てきます。
私は英語が得意ではないので、字幕をオンにして文字を見ながら確認しました。
多分合ってると思います(笑)
猟友会の大会だけでの話だが、チョークを1本だけ選ぶとしたら、シリンダーかインプシリンダー辺りがいいのかなと。
反射神経が衰え気味ならモデ辺りか?